目次

  1. 1.鯉とうなぎのまるます家
  2. 2.立ち飲み いこい
  3. 3.田舎三昧 とんぼ
  4. 編集部からひと言

赤羽の朝は早い。いこい支店が朝7時にオープンすると、夜勤のある職場の人が続々と仕事あがりに飲みに来ます。

赤羽が飲み屋街になったのは、荒川周辺に多かった工場労働者向けの酒場が多かったことが理由のひとつ。いまもタクシーの営業所などが多く、朝から赤羽は飲み慣れた人たちで賑わっています。

今回は赤羽で安心して飲める老舗3軒をご紹介します。

【コーディネーター:塩見なゆ】
年間2,000軒もの“はしご酒”を楽しむ酒場案内人。杉並区で生まれ、幼少期から作家の両親に連れられて都内の酒場を楽しんできた異色の背景を持つ。東京を中心に北から南まで酒場を訪ね歩き、お店の魅力を丁寧に紹介する。
▶︎Twitter「塩見なゆ/Syupo公式」

1.鯉とうなぎのまるます家

朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

昭和25年創業、赤羽を代表する酒場のひとつ「まるます家」。さすが荒川に近い老舗酒場、国産うなぎや鯉料理、どじようなど川魚を中心とした品揃えです。鯉の刺身をお手頃価格で食べられる貴重な一軒。牛すじ煮込みや大きなメンチカツなどの肉料理も安定した美味しさです。

朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)
朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

営業時間は午前11時から。中休みなく夜まで通しで営業しています。現在の店舗は昭和30年に建てられたもので、補強こそされているものの、当時のつくりのまま現役です。淡い緑色をした特徴的な2連のコの字カウンターは実に味わい深く、混み合っていても不思議と落ち着きます。

住所:東京都北区赤羽1-17-7
アクセス:JR「赤羽駅」徒歩3分
公式SNS:まるます家

2.立ち飲み いこい

朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

赤羽に「いこい」は2軒あります。本店はコの字カウンターとテーブルをわずかに配置しただけのコンパクトなつくりで、店の人や隣客との距離が近く、初めての人は躊躇するかもしれません。注文は口頭で、テンポよく伝えなければいけない。でも、この雰囲気に慣れてきたらこれが実に心地よく思えてきます。

人数が多いときや、初めてで本店の敷居が高く感じる方は広い支店のほうがオススメです。支店は朝7時から営業しており、夜勤明けの人たちのオアシスとなっています。朝はもちろん、夜も使い勝手は抜群にいいです。

朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)
朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

瓶ビールと煮込み、おひたしなどの小鉢をもらって千円札一枚を出す。安くて楽しい小一時間の立ち飲みタイムです。最近は若い人も増え、接客がソフトになってきたように思います。

住所:東京都北区赤羽1-3-8
アクセス:JR「赤羽駅」徒歩3分
公式SNS:いこい

3.田舎三昧 とんぼ

朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

名物はびっくりするほど分厚いハムカツ。筆者調べで、日本一の厚みです。赤羽の小さくてレトロなアーケード街「シルクロード」で長年営業している正統派の居酒屋です。

最近は赤羽が「飲兵衛の聖地」として注目されることが多く、それにあわせて若者向けの新店が増加していますが、「田舎三昧 とんぼ」はそうした街の変化とは無縁のように、どっしりと構えた営業を続けています。

朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)
朝から気持ちよく飲める! 飲みの聖地・赤羽で行くべき名酒場3選
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

しっかりと板前修業した料理長がつくる刺身や煮物はどれもクオリティが高い! 派手なお店も良いですが、やはり老舗が一番と思わせてくれる酒場です。

住所:東京都北区赤羽1-22-9
アクセス:JR「赤羽駅」徒歩3分
公式SNS:田舎三昧 とんぼ

編集部からひと言

都内には数多くの飲みスポットがありますが、中でも赤羽はまさに聖地と言っても過言ではありません! 飲み過ぎは厳禁ですが、みなさんも塩見さんおすすめの酒場で過ごしてみては?

提供元・男の隠れ家デジタル

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