フランスのクルーズ会社「PONANT(ポナン)」は、2025年夏の新クルーズの販売を開始した。
北欧から地中海を経てアジアを目指す航路や、トロピカル・エクスペディションクルーズ、さらには世界で最もワイルドな地域へのクルージングなど、5つの新商品を含む合計40以上のクルーズが登場。
「ポナン」はバラエティー豊かなクルーズ旅行を提供し、歴史と人々の暮らしによって体感できる芸術を届けている。大切な人と一緒に、クルーズで世界をめぐってみては。
感動を求める探検に出かける「ポナン」のクルーズ
船乗りが始めたフランスのクルーズ会社「ポナン」は、3本マストの「ル ポナン号」から始まり、2010年には世界で初めて極地をクルーズすることを前提に建造された「ル ボレアル号」を含む4隻の姉妹船を建造し、業界最大の南極送客数を誇る。
同社はラグジュアリーエクスペディションクルーズのグローバルリーダーとして、北極から南極まで、魅力あふれるあらゆる地を案内する。また、我が家のようにくつろげるプライベートヨット感覚で、カリブ海や地中海クルーズも販売している。
日本でのクルーズを含む合計40以上のクルーズが登場
ここで、2025年のクルーズをいくつか紹介しよう。
地中海の歴史を知る
「地中海遺産と考古学的遺跡の発見クルーズ」は、2025年4月23日(水)~5月4日(日)に航行する、11泊12日のクルーズだ。
航路は、ギリシャのアテネを出港し、マルタ島やチュニジア、アルジェリアなどに立ち寄り、スペインのバレンシアまで、世界遺産を含む地中海の歴史をめぐる旅となる。
クルーズ代金は€5,450より、「ル ラペルーズ号」でのクルーズだ。
秋のエーゲ海をめぐる
新クルーズの「秋のヨーロッパ、エーゲ海をめぐるクルーズ」は、ギリシャのアテネ発着でエーゲ海をめぐる、世界遺産や美しいビーチを堪能できるプランだ。
日程は2025年9月28日(日)~10月5日(日)と、10月12日(日)~10月19日(日)の7泊8日。クルーズ代金は€4,070より、「ル デュモン デュビル号」でのクルーズとなる。
豊かな自然を堪能
「メラネシアの豊かな自然に魅了されるクルーズ」は、オーストラリアのダーウィン発着で、インドネシアの島々をめぐり、豊かな自然と美しい白い砂浜が楽しめるクルーズだ。
日程は、2025年9月10日(水)~9月21日(日)の11泊12日で、クルーズ代金は€6,080より、「ル ソレアル号」での航海となる。
日本をめぐる旅
「日出る国日本、秘宝クルーズ」は、大阪を出港し、宇野や広島、萩、宇和島などを巡り、神戸に到着するクルーズとなっている。同クルーズでは、『Cuisine et Vins de France』とのパートナーシップにより、ガストロノミーも楽しめる。
日程は2025年4月5日(土)~4月12日(土)の7泊8日、クルーズ代金は€5,250より、「ル ソレアル号」でのクルーズだ。
「ポナン」の船に乗船して、クルーズならではの感動体験をしてみたい。
(田原昌)