ウスマン・ディオマンデ 写真:Getty Images

 チェルシー(イングランド1部)が、スポルティングCP(ポルトガル1部)に所属するコートジボワール代表DFウスマン・ディオマンデ(20)の獲得に興味を示しているようだ。ポルトガル『ア・ボラ』が伝えた。

 ここ1年以内にフランス代表DFアクセル・ディサシとフランス代表DFブノワ・バディアシルを獲得し、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンからイングランド代表DFレビー・コルウィルが昨夏にレンタルバックしたチェルシー。だが、フランス代表DFウェズレイ・フォファナが離脱を繰り返しているほか、39歳とキャリア最終盤に突入しているブラジル代表DFチアゴ・シウバがレギュラーとして君臨している。

 ただ、チアゴ・シウバは今季限りで契約満了を迎えることもあり、チェルシーはその後任候補のリストを作成しているという。そのなかで、チェルシーは完璧な後継者として現在アフリカネーションズカップに参加しているディオマンデをリストアップしており、すで複数回スカウトを派遣しているようだ。

 ただ、コートジボワール代表DFには昨夏にもオファーを出したアーセナルが継続して関心を示しているほか、契約解除金は8000万ユーロ(約128億7000万円)に設定されているようだ。

 デンマークのミッティランでプロキャリアをスタートさせたディオマンデは、ポルトガルのマフラでのプレーを経て、2023年1月にスポルティングへ移籍。190cmの体躯を生かした強靭かつ速さも備えたフィジカルとビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまで公式戦21試合に出場して2ゴールを記録している。