日本代表MF堂安律(SCフライブルク)は、24日開催のAFCアジアカップ・グループステージ第3節ベトナム戦でスタメン出場。MF久保建英(レアル・ソシエダ)やDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)との連係プレーから何度も好機を演出したが、試合前にはチームの雰囲気について前向きなコメントを残していた。
日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで26日夜に公開された『Team Cam』では、インドネシア戦前日における堂安のインタビューがアップ。背番号「10」を身にまとう同選手は、チームの雰囲気について以下のように持論を述べている。
「チームとして色々話し合いながら、(イラク戦黒星から)この3日間リラックスしているように見えていると思いますけど、厳しい意見の言い合いもしています。このチームは馴れ合いじゃないと思う。馴れ合いの場じゃダメですし、プロ同士が集まって優勝を目指している中でリラックスすることは大事ですけど、明日の試合(インドネシア戦)でホイッスルが鳴った瞬間には、みんなが覚悟を持った試合ができたらと思います」
この堂安の言葉に対して、YouTubeのコメント欄では「チームが苦しい時の堂安の強いメンタリティほんと頼りになる」「堂安のチームを引っ張る姿勢が好き」などと、同選手を支持する声が。インドネシア戦で好パフォーマンスを発揮しただけに、「魂と根性を見せてくれてさすが堂安ここにあり!」「堂安良かったよ!」「堂安めちゃくちゃ気持ちが入っててよかった」と称賛のメッセージが相次いでいる。
日本代表の右サイドでは、カタールW杯アジア最終予選からFW伊東純也(スタッド・ランス)がレギュラーに定着。堂安はカタールW杯以降も伊東からスタメンの座を奪えず、アジアカップ開幕から2試合つづけて後半途中出場だった。代表OBの田中マルクス闘莉王氏から「背番号10にふさわしくない」と批判を浴びているが、インドネシア戦での活躍ぶりにファン・サポーターからの期待値は高まっている。