キャンピングカーでの旅を楽しむ人や、興味がある人に朗報。

日本RV協会(以下:JRVA)は2012年より、「快適に安心して車中泊が出来る場所」として、全国各地の温泉、旅館、道の駅、遊園地といったさまざまな場所で車中泊施設“RVパーク”の設置を進めている。その数は全国各地400か所以上に及ぶ。

そして今回、三重県「RVパーク VISON(ヴィソン)」や、山口県「RVパーク みちしお」など、6施設を新たに認定した。

「RVパーク」は誰もが安心して車中泊ができる場所

「車中泊」は、海外では幅広い世代に親しまれており、生活に身近な存在である一方、日本ではまだそのようなライフスタイルは確立されていない。そのため、車中泊自体の注目度は高まっているにもかかわらず、実際に車中泊ができる環境が広がり切っていないという状況にある。

そこでJRVAでは、アメリカを中心に設置されている“RVパーク”を日本独自の「どなたでもご利用いただける・安全かつ快適な・車中泊を楽しめる場所」として、国内で拡充させていくべく、2012年から認定活動を行っている。

RVパーク専用の予約サイト「RV-Park.jp」

RVパーク専用の予約サイト「RV-Park.jp」

日本最大級の「RVパーク VISON」がオープン

今回認定された中で注目したいのは、三重県多気町の商業リゾート施設「VISON」にオープンした、日本最大級となるRVパーク「RVパーク VISON」。同施設は60サイト以上を有し、そのうち19サイトは仕切りのあるサイトのため、プライベート空間を確保できる。

また、日本の観光地を代表する伊勢志摩や熊野など周辺の観光施設へのアクセスが良く、施設内には車中泊エリアに併設する温浴施設「本草湯」のほか、物販店や飲食店など70店舗が軒を連ねる。

さらに24時間利用可能なトイレ、ダンプステーション、電源設備、フリーWi-Fiも完備するため、より快適に車中泊ができる。

加えて、“奥ヴィソン”とも呼ばれる本草エリアは「VISON」で最も標高の高いエリアのため、視界を遮る物のない広大な景色を楽しめる。多気の緑が栄え、閑静な環境でゆっくりと流れる時間を過ごせそうだ。

山口県「RVパーク みちしお」

同じく新規認定となる「RVパーク みちしお」は「ドライブインみちしお」の広い駐車場の一角にあるRVパーク。24時間営業の食堂や温泉施設も隣接しているので、ワンランク上の車中泊を体験することができる。また、貸しBBQコーナーもあるので、山口の地元食材を堪能するのもオススメだ。

三重県「RVパーク 猿田彦BASE」

続いて紹介するのは「RVパーク 猿田彦BASE」。高速道路からアクセス良好のアウトドア体感型RVパークだ。焚き火や薪割りなどのサービスのほか、猿田彦山肉工房から卸したジビエ料理を日本最大級のロングトレーラーハウスで堪能できる。

導きの神として、全国トップクラスのパワースポットとしても名高い、猿田彦大神を祀る全国二千余社の本宮「椿大神社」を抱く鈴鹿山麓の雄大な自然の中、ゆっくりとした時間を過ごせる。

そのほか、「RVパーク 鳳凰武蔵(大分県)」「RVパーク MC Resort(福井県)」「RVパーク おおやま(山形県)」が新規認定されている。

新たなRVパークで、安心・快適なキャンピングカーでの旅を満喫しよう。

(hachi)