レアル・ベティス(スペイン1部)に所属する元スペイン代表MFイスコ(31)に対して、サウジアラビアの複数クラブが関心を示しているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
2022年夏に契約満了に伴いレアル・マドリードを退団したイスコは2年契約でセビージャ入りするも、昨年12月にスポーツ・ディレクターを務めるモンチ氏と衝突してクラブを退団。昨夏にベティスへ加わると、ここまでラ・リーガ20試合に出場して5ゴール3アシストを記録している。
すでに10回もMOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝くなどマヌエル・ペレグリーニ監督のもとで復活したイスコに対して、レアル・マドリード時代に共闘したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが在籍するアル・ナスルや元フランス代表FWカリム・ベンゼマが所属するアル・イテハド、アル・アハリ、アル・ヒラルの4クラブが視線を注いでいるようだ。
すでに交渉は行われており、イスコは今夏あるいは早ければ今冬に大金のオファーを用意しているサウジアラビアに移籍する可能性がある模様。ただ、ベティスが主力選手の売却に応じるかや、イスコが次にどのようなキャリアを望んでいるかなどの多くの要因に左右されるようだ。
なお、イスコは昨夏に単年契約でベティスに加入したが、公式戦25試合以上に出場した場合に1年間の延長オプションが発動するという特別条項が付随していたとみられている。だが、イスコは昨年12月にベティスと2027年夏までの新契約を締結している。