バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ガラタサライ(トルコ1部)に所属するガラタサライに所属するフランス人DFサシャ・ボエ(23)の獲得に動き出したようだ。
韓国代表DFキム・ミンジェがアジアカップで1月下旬から離脱するなど最終ラインの選手層に問題を抱えていることから守備強化を目指すバイエルンはトッテナム・ホットスパー(イングランド1部)からイングランド代表DFエリック・ダイアーを補強。次なるターゲットとして右サイドバックの補強を目指している。
パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)のフランス代表DFノルディ・ムキエレをメインターゲットに設定したものの、交渉が難航したことを受けて、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)のイングランド代表DFキーラン・トリッピアーを代替案に。だが、ニューカッスルの要求する移籍金が高額だったこともあり交渉を打ち切った。
そのなかで、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、バイエルンはボエの獲得に動き出しており、すでに選手サイドとクラブ間合意に至ったとのこと。バイエルンはガラタサライとクラブ間交渉を続けているが、まだ合意に至っていないため契約は両クラブに依存しているようだ。
レンヌ下部組織出身のボエは2019年にトップチームデビューを果たすと、2021年夏にガラタサライへ完全移籍。対人プレーの強さと推進力に優れた左サイドバックでもプレー可能な右サイドバックで今季はここまで公式戦29試合に出場して2ゴールを記録している。