マット・オライリー 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、セルティック(スコットランド1部)に所属するデンマーク代表MFマット・オライリー(23)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 下部組織時代からプレーしたフラム(イングランド1部)でプロキャリアをスタートさせたオライリーはドンズでのプレーを経て、2022年夏にセルティックへ加入。高いボールコントロールを武器に今季のスコティッシュ・プレミアシップ21試合に出場して10ゴール7アシストを記録している。

 そんなオライリーに対して、今冬に中盤強化を目指しているアトレティコが買取オプション付きのレンタルでの獲得に関心を示している模様。ただ、デンマーク代表MFには今季のラ・リーガでレアル・マドリードやバルセロナなどを抑えて首位に位置するなど旋風を巻き起こしているジローナ(スペイン1部)とインテルも目を光らせているという。

 なお、日本代表FW古橋亨梧や日本代表FW前田大然などが在籍しているセルティックを指揮するブレンダン・ロジャーズ監督は「マットはここでとても幸せだ。彼は新契約を結び、多くの進歩をしている。ゴールとアシストで2桁を記録している。若い選手である彼は素晴らしいプロフェッショナルであり、向上することだけを望んでいる。1日1日を大切にして、そこから評価をしなければいけない」と語っている。

 なお、アトレティコはロイヤル・アントワープ(ベルギー1部)に所属するベルギー代表MFアルトゥール・フェルマーレン(18)の獲得に迫っているとされている。昨年10月にベルギー代表デビューを果たした同選手に対して、移籍金総額2700万ユーロ(約43億4000万円)でクラブ間合意に至ったとされている。