ブラジル1部アメリカ・ミネイロ(アメリカMG)を退団したブラジル人DFイアゴ・マイダナに、Jリーグ移籍の可能性がある模様。同選手の去就について、ブラジルメディア『iG』が24日に報じている。
現在27歳のマイダナは、身長195cmで右利きのセンターバック。アトレチコ・ミネイロやスポルチ・レシフェなどブラジル国内の複数クラブを渡り歩いたほか、2021年8月からおよそ4か月間にわたりポルトガル1部ジル・ヴィセンテでMF藤本寛也とチームメイトの間柄だった。
2022年1月にアトレチコ・ミメイロからアメリカMGへ移籍すると、加入1年目はコパ・リベルタドーレスで全10試合フル出場も、ブラジル1部リーグでは12試合のスタメン出場にとどまった。しかし翌2023シーズンは主力センターバックとして活躍。リーグ戦24試合で先発出場も、チームは最下位に終わり2部へ降格した。
2部降格により、現有戦力の放出を余儀なくされているアメリカMGは、今月24日にマイダナの退団を公式発表。選手本人もインスタグラムで「アメリカMGでの私のサイクルは終わる。このクラブのユニフォームとともに素晴らしい時間を過ごした。タイトルを目指して競争したけど、痛ましい敗北も味わった。これらすべての経験が僕を成長させたし、学ぶことがたくさんあった。アメリカMGには感謝しかないよ」と綴っている。
また『iG』は同選手の移籍先候補について「彼は今年、ブラジル国外でプレーすることを望んでいる。日本やアメリカのクラブからオファーが届いている。すでに韓国国内クラブからのオファーを却下した」とリポート。ただ長身センターバックの獲得に興味を示しているJリーグクラブの名前は明かしていない。