南野拓実 写真:Getty Images

 日本代表MF南野拓実(ASモナコ)は、今月24日開催のAFCアジアカップ・グループステージ第3節インドネシア戦で途中出場から1分後にイエローカードを貰った。南野からファウルを受けたMFエギ・マウラナ・フィクリが負傷交代したこともあり、南野や日本サッカー協会(JFA)のインスタグラムアカウントが炎上している。

 ベトナム戦で2ゴールと、トップ下で結果を残していた南野だが、19日のイラク戦では本職ではない左サイドでスタメン出場。同選手が中央寄りのポジションをとることにより、MF久保建英(レアル・ソシエダ)が右サイド寄りに流れるなど、全体のバランスが悪くなり、攻撃陣が不発に終わった。

 イラク戦で久保と南野のスタメン同時起用が失敗に終わると、森保一監督はインドネシア戦で久保をトップ下、FW中村敬斗(スタッド・ランス)を左サイドで先発起用。南野は2-0で迎えた69分、MF旗手怜央(セルティック)にかわってピッチに立ったが、わずか1分後にフィクリの足を踏みつけて、イエローを貰うなど、低調なパフォーマンスに終始。後半アディショナルタイムにはDFプラタマ・アルハンのロングスローから失点に関与している。

 インドネシア代表の中心選手であるフィクリがプレー続行不可能となり、73分に途中交代しただけに、南野のインスタグラムアカウントには「南野にサッカーをする資格はない」「馬鹿げた選手だ」などと、インドネシア語による批判コメントが殺到。JFA公式インスタグラムアカウントでも、インドネシア戦勝利を報告する投稿に対して、インドネシア語による日本代表や南野への否定的なメッセージが相次いでいる。