日本代表DF中山雄太(ハダースフィールド・タウンFC)は、今月24日開催のAFCアジアカップ・グループステージ第3節インドネシア戦でスタメン出場。攻守にわたり安定感抜群のパフォーマンスを発揮しているだけに、ネット上では左サイドバックにおける中山とDF伊藤洋輝(VfBシュツットガルト)の比較論が熱を帯びている。
カタールW杯本大会開幕直前のイングランド2部リーグ戦で大怪我を負った中山。昨年10月のA代表復帰後はコンスタントに招集されているが、アジアカップ開幕から2試合つづけて出番がなかった。
また2試合いずれも伊藤が左サイドバックでフル出場。ただイラク戦では左サイドハーフでスタメン出場のMF南野拓実(ASモナコ)が中央寄りポジションを取ったことにより、激しい上下動を余儀なくされていた。
伊藤の左サイドバック起用を継続していた森保監督だが、インドネシア戦では中山を抜てき。その中山は前半から積極的な攻撃参加で存在感を発揮すると、高い位置でのボール奪取など守備も光っている。
それだけに、X(旧ツイッター)では「中山の前に仕掛けてく気合いいいね!」「左SBは中山雄太が安定感出してるから評価できる」と次々と称賛が。「左サイドバックは中山雄太で決まり」「なぜ1年間ずっと伊藤洋輝を使っていたのか」「大外の仕事するなら伊藤より中山の方が適性ある」と中山を評価するファン・サポーターがいる一方で、「中山は伊藤とさほど変わらない」「伊藤は本職センターバックだから、単純に比較できない」といった声も挙がっている。