筆者は幼少時からウソをつくのが苦手で、無理にウソをつこうものなら無意識に目が泳いでしまうためにすぐバレてしまいます。周囲から見ても非常に分かりやすいため、ウソをつく行動自体がリスキーです。そんな私が釣りにまつわるウソをついたエピソードをお話ししようと思います。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・杉本隼一)
筆者はウソをつくのが苦手
私はウソを付くのが苦手で、釣りにおいてもボウズならボウズと包み隠さず正直に伝えています。ウソはその場しのぎには最適ですが、バレた際には信頼が一気に落ちる諸刃の剣です。自らが釣りを教える立場でもある以上、ウソは極力言わないようにしています。
しかし、絶対にウソを付かないかと聞かれたら答えはNOです。場の空気で冗談交じりにウソをつくことも。普段からウソを付かないのは徹底していますが、その場のノリや会話を盛り上げる意味でウソを使うこともよくあります。
ウソ=悪いことのイメージが強いですが、筆者は全てのウソが悪ではないと考えています。例えば、相手を思いやるためや励ますためにつくウソはコミュニケーションで必要なものです。
しかし、実際にはトラブルを引き起こすきっかけにもなりかねず、釣りでも普段の生活でも誰かが不幸になるウソは、自らの信用性を落とす原因になります。
1. 初心者に対して「釣れるよ!」と返答
ある日、厳しい状況の中釣りをしていた筆者。魚からの反応はほとんど皆無の状況で、釣りをする上では絶望的な状況です。そこへ、釣り初心者のグループがやってきて隣に釣り座を構えました。
グループの方から釣れますか?と声を掛けられ、釣れていないにも関わらず釣れるよ!と返してしまいました。本来なら良くない返答ですが、グループの様子を見る限り釣りを始めたばかりの初心者ばかりで、彼らがワクワクした気持ちで釣りへ来たのを感じ取っていました。
そこで、素直に釣れないよ!と言っては意気消沈させてしまうと思い咄嗟にウソをついてしまいました。彼らのモチベーションを上げるためにも付くべきウソだったと考えています。
2. 釣りに行きたいがために友人の誘いを断る
学生時代によくやっていた行動で、友人から遊びに誘われても釣りに行きたい気持ちには勝てず、適当な用事を理由に誘いを断って釣りへ行っていました。
しかし、毎回のようにウソをついて断っていては人間関係に響くため、適度に誘いに乗って遊びに行きつつも半分は釣りのためにウソをつくのが学生時代の日常です。今となっては当時の友人に対して申し訳なかったと反省しています。