スーツを着るうえでは、パンツにベルトは必須アイテムというイメージや考えがあるかもしれません。では、スーツにベルト無しというのはビジネスにおいて非常識、マナー違反に当たってしまうのでしょうか?本記事ではその答えやスーツに合うベルトの選び方を解説します。
目次
スーツにはベルトが必要?ベルトなしはダメなの?
スーツのベルトあり・ベルトなしの判断
スーツにはベルトが必要?ベルトなしはダメなの?
社会人になれば、スーツを着る機会は多くなります。その中でパンツにベルトは当たり前、といったイメージや考えがある中、ベルト無しで着るのはマナー違反に当たってしまうのでしょうか?
スーツでベルトなしはマナー違反?
早速結論を述べていきますが、日本のビジネスシーンにおいてスーツにベルトは必須の組み合わせと言われています。特にフォーマルなイベントやビジネスの場では必須で、ビジネスカジュアルな場合でもあって損はありません。
やはり日本ではスーツにベルトは使って当たり前とされているので、もししていなかった場合にはだらしない印象を与えてしまう事から、使っていない場合にはマナー違反に当たることが多いのです。
海外ではスーツでベルトなしでもOK?
日本のビジネスシーンでこそ必須とされているベルトですが、海外に目を向けてみると欧米などではベルト無しでスーツを着るのが主流になっているようなのです。とくにイギリスはスーツ発祥の地なのですが、ベルトレスのパンツが流行しています。
そんなイギリスに続いて、アメリカやイタリアといった国でもベルトレスのパンツが多く使われており、主流になっています。日本と異なりベルトを使わなければいけないという概念が無い為、スーツでもベルトをしていない人が多いようです。
スーツのベルトあり・ベルトなしの判断
基本的に日本では、スーツにはベルトありで考えるのがスタンダードとなっています。ただ、もしベルトを使うかどうかを判断するとすれば、どんな時があるのでしょうか?
パンツのデザインでの判断
まず、パンツのデザインで判断をしてみるようにしましょう。ベルトをするかしないかに関してはスラックスやパンツのデザインによって変わってくる部分が大きくなっています。
例えばサスペンダータイプのものがありますが、タック部分2か所に留め具を合わせて付けます。この場合はベルトでウエストを引き締めることができませんので、自分の体形に合っているかをチェックする必要があります。
他にも、ドローコードパンツは紐とゴムでウエストの調整が可能なパンツなのでベルト無しでも履くことができ、ベルトループが無いベルトレスアジャスターもそもそもベルトを使わないデザインになっています。
ビジネスシーンでの判断
ビジネスシーンでの判断に関してですが、基本的にスーツのルールが重要視されることが多いためにベルトは使っておいた方が無難です。特に外部の人と会うときなどで、スーツにネクタイなどしっかりとしたドレススタイルの時にベルトレスは好ましくありません。
仮にセットアップやジャケパンスタイルであったとしても、シャツインでベルトをしていた方が良いです。特に年配や立場が上の人相手にベルト無しは避けましょう。