データの統合と利活用のために
外食業界ではこれまで予約台帳や勤怠管理などが利用されてきたが、ここ数年はさらに加速し、SNS管理やGBP(Googleビジネスプロフィール)、口コミ管理、モバイルオーダーなど、さまざまなサービスの導入が進んでいる。それによって問題になっているのがデータの分断である。
例えば、店舗の営業時間が変わった場合、全てのツールの設定を変更しないといけないし、定期的に変わるメニューの運用もツールが増えれば増えるほど負荷が高くなる。またCRMを本格的に始めようと思ってもツールが分断されていることで、データを一元管理できずに活用しにくい状態になってしまっていることもよくある。
24年はそれらを統合し活用するための動き、つまり今まで発散されてきたものを集約していこうとする流れになると思われる。そのためにはサービスを乗り換えることもあれば、それを連携するための仕組み自体を作ることもあるだろう。そこでAIの活用やアウトソーシングやコンサルティングのニーズは高まるに違いない。
危機的な状況から革新が進む
危機的な状況に陥ることで、革新が進むというのはよくあることだ。外食業界においては深刻な人手不足とこれまでの負の遺産を清算する必要があり、24年はまさにそんな年となるのではないだろうか。(イデア・レコード・左川裕規)

(画像=『BCN+R』より 引用)
提供元・BCN+R
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