フカセ釣りにウキは欠かせないものです
フカセ釣りにウキは欠かせません。しかし、釣具店に行ってウキの売場を見ると、実にたくさんの商品が並んでいます。この中からたったひとつのウキを選ぶのは非常に難しいといっても過言ではありません。そこで、参考になることを願って例を挙げてみましょう。 ウキを大きく分けると棒ウキと円錐ウキがあります。初心者にお勧めしたいのは円錐ウキです。ヘッドのカラーは汎用性の高いオレンジ。浮力サイズは0号、またはG2にしておきましょう。この数字は負荷オモリを示すものです。G2とはガン玉のサイズで、このガン玉をハリスに打てばウキは水面すれすれに浮きます。0号はガン玉を使いません。小さくてもガン玉を打てば沈んでしまいます。 標準的な円錐ウキはセンターに穴がありますから、ここに道糸を通します。そして、爪楊枝を短く切ったものをウキの下から差し込みます。こうすればウキを固定できます。爪楊枝はプラスチック製の市販品もあります。
フカセ釣り初心者向きのウキは少し重たいものがお勧めです
ウキに関してももうひとつ注意してほしいのはその重さです。フカセ釣りの仕掛けの基本は「細い・小さい・軽い」と前述しましたが、ウキも同様です。ウキが小さいほど魚が食い込んだときの抵抗は小さく、それだけによく釣れます。しかし、ウキが小さくて軽いと仕掛けを飛ばすのが難しく、また風が強いと仕掛けを手に取るのに苦労します。そこで、自重が8g前後のウキを選びましょう。これなら少々の向かい風でも飛んでくれます。 慣れると状況に応じて各サイズのウキ使い分けることができるようになります。しかし、最初はここからスタートすることをお勧めします。