29日午前、ツイッターのトレンドに「鬼滅貧乏」というワードが浮上。元ネタはご存知、劇場版アニメが破竹の快進撃を続ける『鬼滅の刃』だが、鬼滅コミュニティに何が起こっているというのだろうか。

■そもそも「鬼滅貧乏」とは

「鬼滅貧乏」とは鬼滅にハマりすぎてキャラグッズなどを大量購入して、懐が急激に寂しくなる現象。29日放送の『グッとラック!』(TBS系)で取り上げられるや否や、ツイッター上には反響の声が多数投稿された。

さらに同番組には、父娘共に鬼滅の大ファンという一家も登場。1回当たりの(鬼滅グッズの)買い物で使用した最高額が5万円と明かされ、スタジオのみならず視聴者にも大きな衝撃を与えた。

■オタクからすると日常茶飯事?

「鬼滅貧乏」という固有名詞まで誕生してしまったワケだが、この言葉が意味する行為や現象は、気合いの入ったアニメオタクやアイドルファンにとっては日常茶飯事のようなもの。

それ故か、同ワードのトレンド入りを受けて「オタクなら誰でも通る道だからなあ…」「好きなものにお金かけるのは、別に普通なのでは?」「推しにはつぎ込んじゃうんだよね(笑)」といった体験談が多数ツイートされている。

一方で「鬼滅が本当に好きなので、貧乏というマイナスの言葉と混ぜるのはやめてほしい」「オタクの趣味が下に見られているような言葉でなんか嫌だ…」など、否定的な意見も少なくない。

■「これが初めてなのでは…」と推測する声も

これまでも多くの作品で似たような事例が起こっていたにも関わらず、なぜ鬼滅だけこのような固有名詞が生まれてしまったのか推測するユーザーも多数。

特に多く見られたのが、「これまでアニメにのめり込む機会のなかった人々を夢中にさせていることが大きい」という考察。「キャラグッズの大量購入」というオタクにとっての登竜門的なイベントを今回初めて経験する人物が大量発生したため、キャラグッズにお金を溶かす際のブレーキを踏み違えて「鬼滅貧乏」状態に陥るケースが多いのでは? という意見が多いようだ。

(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)
提供元・しらべぇ

 

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