動物はみな脳の発達のためにレム睡眠を必要としている

(画像=仲良く眠る犬と猫 / Credit:depositphotos、『ナゾロジー』より引用)
これが哺乳類以外の生物まで適用できるかはまだわかりません。
動物は睡眠の主要な目的の変化が発達とともに起きるのです。
「脳は本当に驚くべきことをしていて、特に子供の期間中は大人とは異なった動きをしています。それが睡眠という行動の中にも現れています」
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の進化生物学者ヴァン・サヴェッジ氏はそのように説明します。
睡眠が大切ということはたびたび話題にされていますが、特に子供にとっての睡眠は発達において重要な意味を持つようです。そしてその機能は、大人だからといって無視していいものではないでしょう。
できるだけ頻繁に、質の高い睡眠を必要とする理由は、この脳の特殊な働きや成長の中にも含まれているのです。
たとえ軽微なものであったとしても無理して寝ない、ということは非常に危険な行為なのかもしれません。
参考文献
sciencealert
提供元・ナゾロジー
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