アルトゥール・フェルマーレン 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ロイヤル・アントワープ(ベルギー1部)に所属するベルギー代表MFアルトゥール・フェルマーレン(18)の獲得に迫っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた

 アントワープ下部組織出身のフェルマーレンは、昨年8月にトップチームデビュー。高いボール奪取能力や卓越したボールコントール、パス精度を兼ね備えており、今季はアンカーとセントラルMFを主戦場にここまでの公式戦32試合に出場して2ゴール6アシストを記録している。

 昨年10月にはベルギー代表デビューを果たしたフェルマーレンにはアーセナル(イングランド1部)やバルセロナ(スペイン1部)などからの関心も浮上していたが、移籍金1500万ユーロ(約24億円)のオファーを拒否されていたアトレティコが基本移籍金2200万ユーロ(約35億3000万円)でアントワープとクラブ間合意に至った模様。ボーナスを含めると、2500万ユーロ(約40億1000万円)を超えるようだ。

 なお、アトレティコは今後、放出オペレーションを進めていくとのこと。今季新加入のスペイン人DFハビ・ガランがレアル・ソシエダ(スペイン1部)への移籍が決定的になっており、アルゼンチン代表FWアンヘル・コレアがサウジアラビア行き、トルコ代表DFチャーラル・ソユンジュがトルコのクラブからの関心が取り沙汰されている。