ウェストハム・ユナイテッド(イングランド1部)が、マンチェスター・シティ(イングランド1部)に所属するイングランド代表MFイングランド代表MFカルバン・フィリップス(28)の獲得が決定的になったようだ。イギリス『アスレティック』が伝えた。
出足の鋭いボール奪取能力と広い視野、高水準のキック精度を活かした展開力が魅力のフィリップスはリーズで台頭すると、昨夏にシティへ移籍。だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼を掴むことはできず、1年目の昨季はプレミアリーグ12試合の出場に終わると、今季もリーグ戦4試合の出場となっている。
そのフィリップスはグアルディオラ監督の構想から外れていることから、今冬に移籍することが有力視されており、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)やユベントス(イタリア1部)、バルセロナ(スペイン1部)、パリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)など複数クラブが関心を示している。
そのなかで、ウェストハムが今季終了までのレンタルでシティとクラブ間合意に至ったとのこと。ウェストハムがイングランド代表MFの給与を全て負担するようで、個人合意でも問題ないとみられている。
なお、ウェストハムは昨夏に中盤の要であったイングランド代表MFデクラン・ライスをクラブ史上最高額の1億500万ポンドでアーセナル(イングランド1部)へ売却。サウサンプトンからイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(イングランド2部)、アヤックス(オランダ1部)からメキシコ代表MFエドソン・アルバレスを獲得していた。