銀鱗が鮮やかなうえ、精悍な顔つきをしたチヌ。釣る楽しみはもちろん、食味も抜群だ。今回は「チヌの酢洗い」を紹介。意外に日持ちするため、ぜひ試してほしい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
美味しいチヌ
まずは美味しいチヌ選びから。釣り人の間で、「チヌほど見た目が大事」といわれるくらい、姿かたちが重要。ズバリ、均整がとれてヒレが「シャン」としているものがいい。
持ち帰り方
釣り上げたチヌはナイフなどを使って絞め、しっかり血を抜いて持ち帰る。水汲みバケツで行うと速くてスムーズ。
下処理
持ち帰ったチヌは頭をワタと取り、内側(腹側)の血合の部分も取る。水道水を当てながら、包丁の先端を使ってこそくといい。
頭とワタを取って下処理(提供:TSURINEWSライター松田正記)
3枚おろし
次は3枚におろし、皮を剥ぐ。あとは腹骨と中骨を取ってサクの状態にする。
3枚におろしていく(提供:TSURINEWSライター松田正記)
酢の登場
ラストは刺し身にして酢を「ぶっかける」だけ。3~4分で表面が白くなるので、ここで魚を酢から取り出して皿に盛る。
刺し身にする(提供:TSURINEWSライター松田正記)
口に運ぶ時は、ワサビじょう油で。1~2日経ったチヌでも食感がよくなるうえ、さらに1~2日と持ちする。「酢物は1日1食」。健康管理にもうってつけだ。
<松田正記/TSURINEWSライター>