TOKYO FMは、3月17日(日)の一夜限り、東京オペラシティコンサートホールにて、コンサート「JET STREAM LIVE 2024」を開催する。
同コンサートは、ラジオ史に残る城達也氏の伝説のナレーションをAI音声により再現。そのチケット先行販売を、1月22日(月)からスタートした。
AI音声で再現する城達也氏伝説のナレーション
TOKYO FMでは、「JET STREAM LIVE 2024」を、3月17日(日)、東京オペラシティコンサートホールで開催する。
「JET STREAM」は、同社が1967年から放送している長寿番組。旅と音楽を柱とした深夜のリラクゼーション・プログラムをコンセプトに、番組提供社のJALとともにラジオ界の歴史を創ってきた。
その初代パーソナリティが城達也氏で、出演回数は7,387回を数える。同氏の後は、2代目・小野田英一氏と続き、2000年からは、新番組名を「ラブサウンズ・オン・ジェットストリーム」として新たなスタートを切った。
現在のパーソナリティは福山雅治氏。一昨年には、民放FM史上最長となる番組放送開始55周年を迎えた。
「JET STREAM LIVE 2024」の最大の特長は、初披露となる城達也氏のAI音声だ。「JET STREAM」放送開始時から約27年の間、初代機長として番組パーソナリティを務めた城氏のナレーションを現代に再現するべく、未発表音源を含む膨大な量の音声データを集め、音声合成システム・NEXPEEECHにて、AI音声を制作した。
城氏の家族はもとより、作家として長年タッグを組んだ堀内茂男氏の家族の協力も得て、1994年以来、実に30年ぶりに新ナレーションを披露する。
城氏の子息の城裕也氏は、「最新テクノロジーによって再現される父のナレーションを楽しみにしています。30年近くにわたり、『JET STREAM』のパーソナリティをライフワークとして取り組む父の姿は今でも私の目に焼き付いています。」と述べる。
そのうえで、「フルオーケストラの素晴らしい演奏と、父の新たなナレーションを、リスナーの皆様に喜んでもらえると幸いです。」とコンサートに対する想いを語る。
城氏の最新ナレーションと過去のナレーションとともに、「JET STREAM」でお馴染みの数々の名曲を演奏する、日本を代表するオーケストラ・東京フィルハーモニー交響楽団のパフォーマンスも楽しみだ。
「JET STREAM LIVE 2024」のチケットは、1月22日(月)からオフィシャルホームページにて、先行予約をスタート。
1月22日(月)8時~2月12日(月)23時59分の先行予約期間に、チケットを購入した全員に、城氏のAI音声メッセージを添えた「JET STREAM 2024 ポストカード」を会場でプレゼントする。
約27年の間、初代機長として番組パーソナリティを務めた城達也氏。そのラジオ史に残る伝説のナレーションを、新たな感動とともに楽しみたい。
JET STREAM LIVE 2024
開催日時:3月17日(日) ※開場16時・開演17時
会場:東京オペラシティ コンサートホール
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2
ナレーション:城達也
出演:東京フィルハーモニー交響楽団
料金:SS席15,000円(税込)・S席11,000円(税込)
(高野晃彰)