ミラン(イタリア1部)が、フラム(イングランド1部)に所属するイングランド人DFトシン・アダラビオヨ(25)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『スカイ』が伝えた。
マンチェスター・シティ下部組織出身のアダラビオヨは2016年8月にトップチームデビューを果たすと、ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンや、ブラックバーンへのレンタル移籍を経験して2020年夏にフラムへ移籍。196cmの体躯やスピードを武器に今季もここまでプレミアリーグ9試合に出場して1ゴールを記録している。
そんなアダラビオヨに対して、守備の要であったドイツ代表DFマリック・チャウ、U-21フランス代表DFピエール・カルル、イングランド代表DFフィカヨ・トモリが戦列を離れていることから守備強化が急務となっているアダラビオヨが関心を示している模様だ。
ミランはバルセロナ(スペイン1部)が保有権を持ち、今季はアストン・ビラ(イングランド1部)にレンタル移籍しているフランス代表DFクレマン・ラングレが1stターゲットだという。また、ブレスト(フランス1部)のフランス人DFリリアン・ブラシエにも注目しており、値下げに応じる場合に備えて状況を注視しているようだ。
そのなかで、ミランは今季限りでフラムと契約満了を迎えるアダラビオヨもリストアップしており、選手の代理人や兄に移籍の条件について連絡を取っているとのこと。ミランは夏にフリーでの獲得を希望しているが、1月にフラムへ移籍金を支払う事も否定的ではないようだ。