橋岡大樹 写真:Getty Images

 かつて浦和レッズでプレーしていたDF橋岡大樹は、AFCアジアカップの日本代表メンバーから落選。ベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)からFW浅野拓磨擁するVfLボーフムへの移籍は実現しないかもしれない。

 橋岡は2021年1月に浦和レッズからSTVVへ移籍。海外挑戦1年目から右サイドバックでレギュラーに定着すると、昨年7月には「ケルンから獲得オファーが届いている」と報じられたが、ブンデスリーガ挑戦は実現せず。ただ今季もここまでベルギー1部リーグでほぼ全試合スタメン出場と活躍しているだけに、昨年12月にはMF金子拓郎擁するクロアチア1部ディナモ・ザグレブ、ギリシャ1部PAOKからの関心が取り沙汰された。

 すると英メディア『スカイスポーツ』ドイツ版は今月20日にボーフムからの関心を報道。ベルギー紙『HBVL』も22日に「ボーフムもケルンと同様、橋岡を長い間追っている。STVVにオファーはまだ届いていない」と伝えているが、ベルギーメディア『Voetbal』は「STVVは移籍金として200万ユーロ(約3億2000万円)を要求しているが、ボーフムにとっては高すぎる。STVVは今季終了後まで橋岡をチームに留めたいと考えている」と綴り、今冬移籍の可能性が低いとの見方を示した。

 一方、トルコメディア『gunebakis』は20日に「トルコ1部トラブゾンスポルは右サイドバックを探しており、橋岡の名前も挙がっている。移籍金は200万ユーロだ」とリポート。ただトラブゾンスポルは日本人DF以外にも複数選手をリストアップしているという。

 ボーフムは今季ここまでブンデスリーガ18試合を戦って4勝8分6敗。2部自動降格圏の17位ケルンから勝ち点9差の12位と、残留争いを強いられている。一方のトラブゾンスポルはトルコ1部リーグを7度制しており、2021/22シーズンにもリーグ優勝。今季もここまで20試合を終えて11勝4分5敗と3位につけている。