「ユニクロ」が「シーイン」を提訴 ラウンドミニショルダーバッグの酷似商品を販売か
撮影:セブツー(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)

「ユニクロ(UNIQLO)」は1月16日、「シーイン(SHEIN)」ジャパンと「シーイン」ブランドを展開するRoadget Business Pte. Ltd.、Fashion Choice Pte. Ltd.が「ユニクロ」の大ヒット商品であるラウンドミニショルダーバッグを模倣した商品を販売したとして、不正競争防止法違反を理由に、模倣商品の販売の停止と販売による損害賠償を求めて、訴訟等の申立てを行った。

今回の申立ては、「シーイン」が販売する商品が「ユニクロ」の商品に酷似していることから、「模倣商品の販売が『ユニクロ』の商品の品質に関する顧客からの高い信頼を大きく損ねている」と判断されたため、行われた。

「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、「当グループの知的財産を侵害する行為に対しては、毅然とした態度で法的措置を含む適切な対応を行ってまいります」と発表。

「シーイン」は、ファッションアイテムやコスメ、家電製品、事務用品など幅広い商品を手頃な価格で販売する中国発のECサービス。過去に、米デザイナーやファッションブランド「H&M(エイチアンドエム)」、「クロムハーツ(Chrome Hearts)」などから、著作権侵害や商標権侵害といった理由で提訴されている。

文・西岡彩乃/提供元・SEVENTIE TWO

【関連記事】
「オニツカタイガー」からファッションと快適性の両面にこだわった新作シューズが登場
「ニューバランス」から90年代のアウトドア小物に着想を得た限定カラーの「992」が登場
「ザ・ノース・フェイス」が独自に開発した防水透湿素材を使用したコーチジャケットを発売
「ミズノ」が高反発ソール素材を搭載したランニングシューズ「WAVE AERO 19」を発売
「ナイキ」から環境に配慮したバスッケトボールシューズが誕生