日本代表はAFCアジアカップを終えると、今年3月にはFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選で北朝鮮代表と対戦。平壌でのアウェイゲーム開催が濃厚と報じられる中、同時期にFWリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表来日の可能性があるという。
ナイジェリアメディア『オウンゴール・ナイジェリア』が今月21日に伝えたところによると、ナイジェリア代表とアルゼンチン代表が今年3月の国際親善試合で対戦することにより、両国のサッカー協会が合意間近とのこと。同メディアは「アルゼンチンはナイジェリア、中国、ガーナのいずれかと対戦予定だと言われているが、ナイジェリアが中国、ガーナよりも近い。アルゼンチンとナイジェリアは、3月に日本の横浜で親善試合を開催する」と伝えている。
ただ一方で、アルゼンチンサッカー協会(AFA)は今月17日、公式サイトにて「2024年3月に中国で2試合を開催する予定」とリリース。しかし中国は3月の代表ウィークで北中米W杯アジア2次予選のシンガポール戦を2試合控えている。そのため、アルゼンチン対中国が実現する場合、中国は過密日程を避けられない見込みだ。
アルゼンチンはW杯3度優勝の実績を誇る強豪であり、2022年のカタールW杯決勝ではフランス代表をPK戦の末に撃破。北中米W杯南米予選でも、ここまで6試合を戦って5勝1敗。2位ウルグアイ代表から勝ち点2差で首位を走っている。
一方、過去にFWピーター・ウタカ(ヴァンフォーレ甲府)を擁したナイジェリアは、W杯本大会に6度参戦もカタールW杯はアフリカ予選で敗退。今年1月開催のアフリカネイションズカップでは、グループリーグ初戦で赤道ギニアに1-1と引き分けたが、強豪コートジボワール相手に1-0で勝利。23日のギニアビザウ戦を前に、決勝トーナメント進出に迫っている。