レアル・マドリードが、ジローナに所属するブラジル代表DFヤン・コウト(21)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。
コリチーバ下部組織出身出身のコウトは2020年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍すると、姉妹クラブであるジローナやブラガへレンタル移籍を経験。2022年夏から再びジローナへレンタルで加わると、豊富な運動量とスピードを武器に今季はラ・リーガ19試合で1ゴール6アシストの数字を残している。
昨年10月にはブラジル代表デビューも果たしたコウトに対して、スペイン代表DFダニエル・カルバハルの後継者を探しているマドリードが目を光らせている模様。カルバハルは今季のラ・リーガで2ゴール2アシストを記録するなど、右サイドバックの絶対的レギュラーに君臨しているが、32歳とキャリア終盤に突入しており、負傷する機会も増えている。
なお、シティが保有権を持つブラジル代表DFは1月上旬にジローナ以外でプレーしたいクラブはあるのかと問われると、「レアル・マドリード」と迷うことなく回答した模様。また、これまで交換した最も価値のあるユニフォームについてもマドリードでプレーする同胞のブラジル代表FWビニシウス・ジュニオールだと明かしている。
今季のラ・リーガで昨季王者のバルセロナやマドリードを抑えて、首位に立つジローナの主力として素晴らしいプレーを見せているコウトは、移籍願望を明かしたクラブへのステップアップが実現するのだろうか。