カラム・ウィルソン 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリードが、ニューカッスル・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWカラム・ウィルソン(31)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。

 コベントリー・シティでプロキャリアをスタートさせたウィルソンは、イングランドの複数クラブを経て、2020年夏にボーンマスからニューカッスルへ加入。強靭なフィジカルを武器に今季もここまでプレミアリーグ14試合で7ゴールを記録している。

 そんなウィルソンに対して、アトレティコがレンタルでの獲得に興味を示している模様。だが、近年の移籍市場でブラジル代表MFブルーノ・ギマラインスやスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクなど積極補強を行ってきたニューカッスルは、ファイナンシャル・フェアプレーへの抵触を避けるために、完全移籍での売却を望んでいるようだ。

 仮に、アトレティコが完全移籍のオファーを提示した場合、ニューカッスルは受け入れる可能性があり、イングランド代表FWは移籍に向けた交渉に前向きだという。また、今後2週間で同選手に対して関心を示すクラブが現れる可能性が高いと推測されており、今冬に売却されなければ、今夏に移籍することが有力だという。

 なお、ニューカッスルではイングランド代表DFキーラン・トリッピアーにも退団の可能性が浮上。今季のプレミアリーグ19試合で7アシストを記録している同選手には、右サイドバックの補強が難航しているバイエルン・ミュンヘンがレンタルでの獲得に興味を示しているとされている。