ボーフムが、シント=トロイデンVVに所属する日本代表DF橋岡大樹(24)の獲得に興味を持っているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
下部組織から育った浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた橋岡は、2021年1月にシント=トロイデンへ加わると、右サイドバックのポジションを確保。高いアスリート能力を生かした対人守備の強さなどを武器に今季もここまでジュピラー・プロ・リーグ17試合に出場して2ゴール1アシストを記録している。
日本代表として7キャップを刻んでいるものの、現在開催されているアジアカップのメンバーからは落選してしまった橋岡に関して、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏はディナモ・ザグレブやギリシャのPAOKが関心を示しており、選手本人は5大リーグへの移籍を望んでいると報じていた。
そうしたなか、橋岡に対して今季のブンデスリーガで13位に位置しているボーフムが注視しているという。今冬の移籍は高すぎると考えているものの、今夏のターゲットであることには変わりないようだ。
なお、ボーフムには日本代表FW浅野拓磨が在籍。ボーフム側は今季限りで契約満了を迎える日本代表FWの残留を望んでいるものの、選手側にその予定はなく退団する傾向にあり、日本代表DF板倉滉が在籍するボルシア・メンヒェングラードバッハからの関心が浮上している。