レニー・ヨロ 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、リールに所属するU-21フランス代表DFレニー・ヨロ(18)のへの関心を示しているようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。

 2017年にリール下部組織へ加わったヨロは、190cmのリーチを生かした深いタックルや高いビルドアップ能力を併せ持つセンターバック。2022年5月に16歳6ヶ月1日という若さでトップチームデビューを果たすと、今季もここまで公式戦22試合に出場して3ゴールを記録している。

 そんなヨロのパフォーマンスを受けて、PSGのスポーツディレクターを務めるルイス・カンポス氏は獲得に向けてあらゆる手を尽くす構えだという。すでにフランス人DFの家族とすでに議論するなどしており、PSGはクラブの考えをすでに表明したようだ。

 ただ、ヨロにはレアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンなど複数クラブが視線を注いでいるとのこと。加えて、リールは2025年夏までとなっている同選手の最低移籍金を5000万ユーロ(約80億8000万円)に設定しており、クラブ間交渉を行わなければいけないようだ。

 昨夏に加わったスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルが3日に行われたフランス・スーパーカップのトゥールーズ戦で負傷し、フランス代表DFプレスネル・キンペンベも離脱で今季未出場となっているPSG。加えて、センターバックでもプレー可能なフランス代表DFノルディ・ムキエレにはバイエルン・ミュンヘンからの関心が浮上しており、今冬の退団が取り沙汰されている。