マンチェスター・ユナイテッドが、バイエル・レバークーゼンに所属するコートジボワール代表DFオディロン・コスヌ(23)の獲得に興味を示しているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。
昨季はビルドアップ能力などを武器に最終ラインを支えたアルゼンチン代表DFリサンドロ・マルティネスが長期離脱するなど、最終ラインの選手層に問題を抱えているユナイテッド。加えて、昨夏も売却候補に挙がっていたイングランド代表DFハリー・マグワイアとスウェーデン代表DFビクトル・リンデロフにも退団の可能性が浮上しているほか、北アイルランド代表DFジョニー・エバンスも今夏契約満了となる。
ニースのフランス代表DFジャン=クレール・トディボやバイエルン・ミュンヘンのオランダ代表DFマタイス・デ・リフトなどへの関心が報じられるなかで、ユナイテッドはコスヌを補強リストに含めている模様。レバークーゼンと2026年夏まで契約を結んでいる同選手のことをトップターゲットには設定していないものの、今季の好調ぶりを注視しているようだ。
スウェーデンのハンマルビーでプロキャリアをスタートさせたコスヌは、クラブ・ブルッヘでのプレーを経て、2021年夏にレバークーゼンへ加入。抜群のフィジカルを生かした守備だけではなく、足元の技術が非常に高く攻撃参加も魅力のセンターバックで今季はここまでブンデスリーガ15試合に出場し、リーグ戦首位に位置するクラブを後方から支えている。