HONDA CL250の車種プロフィール

今回紹介する「CL250」は、2023年に発売された水冷4ストローク・単気筒の250ccエンジンを搭載するスクランブラーモデル。2017年に登場するやいなや大ヒットとなり、現在でも人気が高い2代目レブル250をベースに、昨今ブームともなっているスクランブラースタイルを取り入れることで、シンプルかつアクティブな印象が強いモデルへと変貌を遂げている。スタイルだけに留まらず余裕のあるストローク量のサスペンションやセミブロックパターンタイヤ、アシスト&スリッパークラッチなどの採用により、舗装路はもちろんフラットダートでも元気の良い走りを体感することができる。

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バイクインプレ

車両の特徴

車体サイズは全長が2175ミリ、全幅830ミリ、全高1485ミリ、シート高790ミリ、ホイールベースは1485ミリで、車両重量は172kgとなっている。
キャスター角は27.00度、フロント110/80-19インチ、リア150/70-17インチのタイヤサイズを採用。前後ともにキャストホイールにチューブレスタイヤを装着している。

エンジンは水冷4ストロークDOHCの単気筒。ボアストロークは76.0ミリ×55.0ミリのショートストローク。圧縮比は10.7で最高出力は24馬力/8500回転、最大トルクは23Nm/6250回転。燃料供給はフューエルインジェクションで、トランスミッションは6速仕様だ。

走り

大きなトルク変動&大きな振動…っぽく感じさせる、演出上手な排気音

第一印象は、エンジンの排気音が思っていた以上に勇ましいということ。これはおそらく高音成分を強調することで、あたかもエンジンのトルク変動を大きく、そして振動もちょっと大きいように感じさせる演出なのではないかと思う。実際、乗っていてもトルク変動は少なめなうえに不快な振動を感じることはなく、エンジンは非常にスムーズに回ってくれている。それでいて先述のように勇ましいエンジン音にすることで、適度な鼓動感も演出するというのは、GB350なども含めて最近のホンダの得意とするところだ。

19インチタイヤのハンドリングがナチュラルで多少の悪路でも走りやすい

メインフレームの一部をレブル250と共用しているが、乗り味は全くの別物。乗車姿勢が大きく違うことからもそれは容易に想像できるが、どちらかと言えばこれまた同一エンジンを使用するCRF250Lのローダウンモデルに近い。ハンドリングはフロント19インチタイヤを採用していることもあり安定性が非常に高く、ライダーが意図した通りのラインをトレースしやすいナチュラルな仕様になっている。そして、スクランブラースタイルということで砂利が散らばったような道ではどうか? 特にフロントサスペンションの動きがソフトに感じられる。その分ショックをしっかりと吸収してくれているので、フロントブレーキも安心して使うことができ、減速時にも不安を感じることはなかった。

心地良い鼓動感でいかにも元気よく回っているように演出してくれる歯切れの良いサウンドはライダーをヤル気にさせてくれるし、しなやかに動くサスペンションとナチュラルなハンドリングは悪路でも安定した走行に大きく寄与してくれる。街中をライトな感覚で走るのももちろん楽しいが、自然の中でスクランブラーらしさを追求して走るのも面白いかもしれない。

※当記事は動画「MOTO BASIC」協力のもと、モトメガネが編集構成したものです。