花王はメイクアップブランド「オーブ(AUBE)」を3月から順次生産を終了し、2024年8月末を目処に販売を終了する。花王は昨年9月に化粧品・スキンケア事業のグローバル展開における戦略を発表し、不採算ブランドの統廃合も視野に成長を加速させていくとしていた。
グローバル展開を強化する11のブランド「G11」の中でも優先順位をつけ、「センサイ(SENSAI)」「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」「キュレル(Curel)」を「ファーストランナー」と位置付け、主力ブランドとして経営資源を集中させている。
「G11」に含まれる「カネボウ(KANEBO)」や「ケイト(KATE)」は戦略投資ブランドとされ、アジアでの拡大を目標とする。「ケイト」は、アジアの若年層をファン化させることを目的とし、アジアを代表するブランドを目指す。また、日本国内での活動を中心とするブランド「R8」の中でも優先順位をつけ、「アルブラン(ALBLANC)」「トワニー(TWANY)」「リサージ(LISSAGE)」を強化する。
文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO
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