Jリーグのヴィッセル神戸や横浜F・マリノスでもプレーしたタイ代表DFティーラトン・ブンマタン(33歳)が国際Aマッチ通算100試合に王手をかけている。このままいけば、1月21日に行われるAFCアジアカップ第2節オマーン戦で3桁の大台に乗りそうだ。
タイ代表でキャプテンを務めるティーラトンは、1月16日に行われたグループF第1節キルギス戦にスタメン出場。左サイドで攻撃の起点となり、2-0とチームの勝利に大きく貢献した。この試合はティーラトンにとって国際Aマッチ通算99試合目。石井正忠監督にとっては、タイ代表就任後の嬉しい初白星となった。
なお、タイ代表選手で国際Aマッチ通算100試合を達成しているのは、キャティサック・セーナームアン(元タイ代表監督、国際Aマッチ通算134試合)、ティーラシン・デーンダー(元サンフレッチェ広島、元清水エスパルス、同127試合)、トチャワン・スリパン(同110試合)、ピヤポン・ピウオン(同100試合)、ダッサコーン・トンラオ(同100試合)の5人で、ティーラトンが達成すれば史上6人目となる。
この6人のうち、現役選手はティーラシンとティーラトンの2人のみ。ティーラシンは今回のアジアカップを怪我で欠場しているが、ティーラトンは今大会中にタイ代表の歴代試合出場数でトップ4に入る可能性がある。