鈴木彩艶 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」は、今月19日開催のAFCアジアカップ・グループステージ第2節でイラク代表と対戦。前半開始早々に先制点を許した中、ネット上ではGK鈴木彩艶(シント=トロイデンVV)のプレーに対する批判が沸き起こっている。

 鈴木は14日開催のベトナム戦でスタメン出場も、前半のうちにセットプレーから2失点。特に2失点目はヘディングシュートに対する処理が甘かったとして、X(旧ツイッター)で「全体的にポジショニングが悪い」「国際経験が足りない」となどと厳しい声が飛んでいた。

 周囲から厳しい視線が注がれる中、鈴木はイラク戦でもスタメン出場。しかし4分に自陣右サイドからゴール前へのクロスをパンチングしたところを、FWアイマン・フサインにヘディングシュートで押し込まれて先制を許した。

 2試合つづけて失点しただけに、X上では「鈴木彩艶酷い」「鈴木彩艶パンチング甘い」「パンチングではなく、キャッチすべきだった」「ザイオンはなぜパンチングした?」と疑問が噴出。「代表レベルじゃない」「日本代表のGKレベル低い」といった厳しい声も挙がっている。

 なおイラク戦では前川黛也(ヴィッセル神戸)がベンチ入りした一方、野澤大志ブランドン(FC東京)がベンチ外。米メディア『ESPN』はイラク戦前、「日本のゴールキーパーの難題は、アジアカップ優勝にむけて最大の障害となる可能性がある」とした上で、今回招集されたGK3名がいずれも「国際Aマッチで5キャップ未満」だと指摘している。