A5のラインアップはスポーツバックとアバントのみの可能性も
アウディが現在開発中の主力ワゴン、『A4アバント』後継モデルとなる『A5アバント』市販型デザインを完全プレビューしよう。








アウディは2023年初頭、次世代ラインアップに新命名法を使用すると発表。偶数番号のモデルは段階的にピュアエレクトリック(BEV)に移行すると伝えられている。これに倣い、ICE搭載A4の後継モデルは「A5シリーズ」として生まれ変わる。
11月には、フロントエンドが完全露出したプロトタイプをキャッチしたが、予想CGでは、隠されていたリアデザインも確認できる。
フロントエンドでは、オーバーホールされた六角形のシングルフレームグリルが、現行車よりもわずかに幅が広く、スリムでもあり、シルバーの要素が施されかなり低いノーズとなる。またボンネットの開口部よりもかなり低い位置にヘッドライトが装着されているのも注目だ。バンパーコーナーには、垂直のエアインテークがあり、現行の「RS4」を彷彿とさせる立体的なものが予想CGでも鮮明に再現されている。
側面では、ボディと面一になる新設計されたドアハンドルを装備するほか、ルーフの輪郭や、サイドウィンドウの形状も少しことなっていることがわかる。
注目はプロトタイプで完全に隠されていたリアエンドデザインだ。完全に刷新されたLEDテールライトを装備、全幅LEDライトバーも配置されるほか、バンパーも新しくされている。
A5の新ネームにリボーンするA4後継モデルは、おそらく、直列4気筒マイルドハイブリッド、特定の市場ではディーゼル、そして少なくとも2つのプラグインハイブリッドを含む、現行A4と同様のエンジンが提供されることになるだろう。
新生A5のワールドプレミアは2024年以降だが、伝統的セダンのプロトタイプがいまだ出現していないことからも、「スポーツバック」と「アバント」のみのラインアップとなる可能性が高い。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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