小林友希 写真:Getty Images

 セルティック所属DF小林友希は、スコットランド1部リーグのセルティックで構想外に。ヴィッセル神戸復帰や横浜F・マリノス移籍といった憶測が飛び交っていたが、今冬Jリーグ復帰の可能性は低いという。

 小林は2021シーズン終了後に神戸からセルティックへ完全移籍も、アンジェ・ポステコグルー前監督のもと昨季は公式戦7試合の出場。ブレンダン・ロジャーズ氏の監督就任後も、昨年7月に行われた日本ツアーの横浜FM戦で前半から失点に絡むなど、低調なパフォーマンスを露呈。その横浜FM戦で負傷退場すると、復帰後もほぼ全試合ベンチ外だ。

 同選手の去就を巡っては、昨年11月に神戸復帰の可能性が報じられたほか、Jリーグ複数クラブからの関心が再三にわたり報じられていた。また英紙『デイリーメール』は今月5日に「ハリー・キューウェル監督を招へいした横浜FMへ期限付き移籍することになる」とリポート。しかし日本国内では、横浜FM移籍報道がフェイクニュースである可能性を指摘する声が挙がっていた。

 そんな中、英紙『デイリーレコード』は18日にセルティック所属選手の去就を特集。DFグスタフ・ラガービエルケがエラス・ベローナ移籍に向かっていることを伝えた上で、小林について「セルティックは一部の選手をレンタル移籍により放出しようとしているが、彼がこの期間で退団する可能性は低い」と伝えたのだ。

 DFキャメロン・カーター=ヴィッカース、DFカール・スターフェルト、DFスティーブン・ウェルシュを擁するなど、センターバックの選手層が厚いセルティック。小林は今冬残留となれば、引き続き厳しい立場に置かれることになりそうだ。