アンデル・バレネチェア 写真:Getty Images

 アーセナルが、レアル・ソシエダに所属するU-21スペイン代表FWアンデル・バレネチェア(22)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『サン』が伝えた。

 ソシエダの下部組織出身で順調に昇格してきたバレネチェアは2018年12月にトップチームデビュー。高いボールコントロールだけでなく、独特かつ流動的なポジショニングの下で献身的な動きを見せる同選手は今季のラ・リーガ16試合で3ゴール1アシストを記録している。

 日本代表MF久保建英と両ウイングを担っているバレネチェアに対して、アーセナルは昨年の11月と12月にスカウトを派遣しており、14日のアスレティック・ビルバオ戦も視察していたようだ。アーセナルはブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの競争相手としてバレネチェアをトップターゲットに設定しているようだ。

 また、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は現役時代に1シーズンソシエダでプレーしており、いまでも良好な関係を築いしているとのことだ。

 なお、スペイン人アタッカーには今冬の移籍市場でライプツィヒからドイツ代表FWティモ・ベルナーを獲得したトッテナム・ホットスパーも関心を示しているとのこと。アンジェ・ポステコグルー監督が負傷者が続出していることを受けてもう1人アタッカーをチームに加えたいと考えているようだ。