リバプールが、チェルシーに所属するイングランド代表DFレビ・コルウィル(20)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『90min』が伝えた。
チェルシー下部組織出身のコルウィルはハダースフィールド・タウンや、ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオンへのレンタル移籍を経験して昨夏に復帰。屈強なフィジカルと高水準なビルドアップ能力の高さを武器に今季はここまで公式戦26試合に出場している。
この活躍を受けて、昨年10月にはイングランド代表デビューも果たしたコルウィルに対して、リバプールはハダースフィールドにレンタルしていた時から興味を持っていた模様。だが、チェルシーは同選手を将来のキャプテン候補とみなしていたことから、売却に一切興味を示さなかったようだ。
ただ、イングランド代表DFは本職のセンターバックではなく、左サイドバックとしてプレーしている。仮に同選手が長期的に同ポジションでプレーするよなれば、本職であるセンターバックに戻るようにプレッシャーをかける可能性があり、その機会を求めて移籍することさえあるという。
チェルシーは今後も同選手へのオファーを拒否する方針のなか、近年コンディション低下が指摘されたものの、復活したオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが在籍するリバプールが注目している模様。今夏に将来性あるセンターバックを2選手加えたいと考えているようだ。