マンチェスター・ユナイテッドが、ボローニャに所属するU-22オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)の獲得に興味を示しているようだ。
バイエルン・ミュンヘンでプロキャリアをスタートさせたザークツィーは、パルマやアンデルレヒトでのレンタル移籍を経験して2022年夏にボローニャへ完全移籍。ポストプレーの巧みさやシュートセンスの高さを武器に今季はここまでセリエA19試合に出場して7ゴール2アシストを記録している。
ドイツ人記者のフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ユナイテッドはザークツィーを今夏の重要なターゲットに設定している模様。多くのクラブが注目している同選手の獲得に向けてユナイテッドは初期段階ではあるものの、最初の交渉を行ったようだ。
今季のプレミアリーグで7位に位置しているユナイテッドは昨夏にアタランタからデンマーク代表FWラスムス・ホイルンドを獲得したものの、リーグ戦初ゴールを記録するまでに15試合かかった。それから2試合連続で得点を記録しているが、総得点は下から4番目となっており、得点力不足が顕著となっている。
また、今季新加入のイングランド代表FWハリー・ケインが得点源として活躍している古巣のバイエルンもオランダ人FWの成長を注意深く見守っているようだが、現時点では復帰の可能性が低いとのこと。アーセナルなどからの関心も浮上しているが、来季はどのクラブへとステップアップするのだろうか。