薪が主役のイベント「薪割クラブ」が、2月23日(金・祝)に江東区立若洲公園キャンプ場にて開催される。
当日は、本格的な薪割体験をはじめ、焚火やストーブの燃料となる薪にスポットライトを当て、薪をつくるための道具の使い方やメンテナンス方法などを紹介する。
アウトドアシーンに不可欠な薪を体感するイベント
都心では貴重な、焚火ができるスポットの若洲公園キャンプ場と若洲アウトドアセンターなどの協力のもと、薪を使ったアクティビティが楽しめる「薪割クラブ」。
同イベントでは、薪を作る行程のなかで一番イメージしやすいアックス=洋式斧を振り上げて割り切る薪割り方法が体験できる。
同イベントは、薪割体験とともにアックスや、その周辺の道具についても知ることができる場として、2018年より継続開催している。薪割体験で使用するアックスには、スウェーデンブランド「グレンスフォシュ・ブルーク」の歴史ある斧も登場する。
また、道具の使い方だけでなく、メンテナンス方法・薪の保管・使える薪になるまでの薪のいろはを学べるほか、薪に関わる参加型のワークショップも実施する。
さらに、キャンプの際にも役立つ料理体験・火起こし体験など、アウトドアに欠かせない貴重な体験の機会を提供する。
本物のアックスを用いて行う薪割体験
イベント中、スタッフの徹底した安全指導のもと、本物のアックスを使用して小型の丸太を割る薪作りにチャレンジできる。
薪は半年から1年の乾燥期間が必要となり、すぐには使えないため、“丸太が薪となるまで”を伝えた後に、参加者には前年開催の「薪割クラブ」で割った薪を渡す。参加者は、受け取った薪をチケットとして使って、会場内の様々なコンテンツを楽しめる。
薪割体験の費用は1,000円。4~6kgの丸太1本を使用し、参加者が割った薪は、翌年の開催に向けて大切に保管する。
薪チケットで体験できるのは、例えば誰でも薪割りができるキンドリングクラッカーを設置した「焚き付け作り体験」や、起こした火を使ったスイーツ作りができる「火起こし&スイーツクッキング体験」。
そして、薪ストーブ入りのテント内の席で、テント内の暖かさと空間での歓談の楽しさを体験できる「薪ストーブテント体験」など、多彩な薪にまつわる体験を満喫できる。
さらに同イベントでは、薪にまつわる体験のほか、焚火台で暖まりながら寛ぐ「焚火ラウンジ」。「焚火ラウンジ」で炙って仕上げるメニューをキッチンカーで販売する「焚火食堂~Produced by HERO KITCHEN~」。究極の贅沢が楽しめる「テントサウナ」など、薪と焚火をさらに楽しむ催しも目白押しだ。
焚火やストーブの燃料として欠かせない薪。「薪割クラブ」で、薪を作るいろはが分かれば、アウトドアライフが一層の広がりを見せるだろう。
薪割クラブ
開催日:2月23日(金・祝)
開催時間:10時30分開場・18時閉場
会場:江東区立若洲公園キャンプ場
所在地:東京都江東区若洲3‐2‐1
参加費:300円(洲公園キャンプ場への入場料のみ)
(高野晃彰)