1月16日(火)、「虎ノ門ヒルズステーションタワー」地下1階にオープンした複合型フードマーケット「cask(カスク)」内に、ワインレストラン「W TORANOMON the market」が誕生。フードマーケットとレストランが融合した店舗となった。

「cask」でワインを選び、「W TORANOMON the market」で料理とともに楽しむ。そんな虎ノ門での新しい体験をしてみては。

ワインを持ち込んで楽しめるワインレストラン

「cask」に併設される「W TORANOMON the market」は、カリフォルニアキュイジーヌを中心に、グリル料理と豊富なワインリストが人気のレストラン「W Aoyama(ダブリュー青山)」の新店舗だ。

エントランスを入って右側に位置する同店は、バーカウンターやロングテーブル、2名席〜4名席テーブルなど、シーンに応じて多様な使い方ができる計50席で構成される。

「cask」店内にあるワインセラーからボトルを選び、自分のワインを持ち込んで楽しむ「BYO(Bring your own)スタイル」が可能な点が、同店の魅力のひとつだろう。

イベントも開催

また、同店では生産者とのつながりを生むような試飲会/試食会やワークショップを定期的に開催し、食材と背景に流れるストーリーをしっかり伝えるイベントも実施予定。

都市生活の中で、ふと「食を楽しむとはどういうことなのか」を考える時間を持つ場所として、生産者のこだわりや手づくりの温かさを直感的に味わえる価値を提供する。

充実したラインナップを誇る「cask」のワインセラー

「cask」は、国内外のウイスキーやスピリッツの幅広いラインナップを誇る。

ワインセラーには、世界各国のワインが約500種類、約4,000〜5,000本をストックしており、ソムリエも常駐する点が特徴だ。

素材にこだわるデザイン

床にはテラコッタのタイルを敷き、再利用した木材や石材を什器の土台に採用するなど、店内のデザインはサステナビリティを意識したものに。また、空間全体を通して土や木、石、和紙などの自然素材を用いることで、素材にこだわる同店の姿勢を表現している。

さらに店内音楽は、サウンドデザインチーム「SOUND CoUTURE(サウンド・クチュール)」が担当。豊かな自然と都会とがつながるよう、田園地帯や山水、野鳥のさえずりなどを音源に取り入れたオリジナルの音源を開発した。

木の樽を叩く音やシャンパンを注ぐ音など、ユニークな要素も入れ込みながら、時間帯によって音響が変化するような工夫も施し、都会生活者が快適に楽しめるような店内体験を演出している。

「W TORANOMON the market」で食事を楽しんだ後に、「cask」でワインとおつまみを買って帰るのも楽しそうだ。

W TORANOMON the market
開業日:1月16日(火)
所在地:東京都港区虎ノ門2丁目6-1 虎ノ門ヒルズステーションタワー 地下1階「cask」内
営業時間:月〜金 11:00〜23:00、土日・祝 11:00〜22:00
定休日 :無休(ビル休館日を除く)

(田原昌)