アトレティコ・マドリードが、ランスに所属するアルゼンチン代表DFファクンド・メディーナ(24)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『アス』が伝えた。
スペイン代表DFマリオ・エルモソやモンテネグロ代表DFステファン・サビッチ、スペイン代表DFセサル・アスピリクエタ、ベルギー代表MFアクセル・ビツェルの守備陣が今夏に契約満了を迎えるアトレティコ。ただ、現時点で契約延長に向けた動きもなく、昨夏にフリーで加入したトルコ代表DFチャグラル・ソユンクに退団の可能性が取り沙汰されている。
そのなかで、守備強化を掲げているアトレティコは候補の1人としてメディーナに注目しているという。パリ・サンジェルマン(PSG)やインテルも関心を示しているというアルゼンチン代表DFに関してランスは移籍金2000万ユーロ(約31億9000万円)以下での放出には応じない構えのようだ。
アルゼンチン代表として3キャップを誇るメディーナ母国のリーベル・プレートでプロキャリアをスタートさせると、タジェレスでのプレーを経て、2020年夏にランスへ加入。東京オリンピックのメンバーにも選出された同選手は抜群の危機察知能力とポジショニング、正確なロングフィードを武器とするセンターバックで今季はここまで公式戦23試合に出場している。