フィアットの人気ミニバンのドブロに特別仕様車の「ドブロ・コッピア」シリーズと「ドブロ・マキシ・チンクエ」を設定。全モデルに新ボディカラーのコロッセオグレーを採用したうえで、コッピアには専用バッジやコロッセオグレーで塗装したFIATオリジナル自転車を装備。販売台数はコッピアが80台、マキシ・チンクエが100台の限定

Stellantisジャパンは2024年1月11日、フィアットの人気ミニバンのドブロ(DOBLÒ)に特別仕様車の「ドブロ・コッピア(DOBLÒ Coppia)」および「ドブロ・マキシ・コッピア(DOBLÒ MAXI Coppia)と、「ドブロ・マキシ・チンクエ(DOBLÒ MAXI 5)」をランアップし、同年1月27日に発売すると発表した。販売台数はドブロ・コッピア・シリーズが80台限定、ドブロ・マキシ・チンクエが100台限定に設定している。

新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲フィアットの人気ミニバンのドブロに特別仕様車の「ドブロ・コッピア」シリーズ(写真・上)と「ドブロ・マキシ・チンクエ」(同・下)を設定。販売台数はドブロ・コッピア・シリーズが80台限定、ドブロ・マキシ・チンクエが100台限定、『CAR and DRIVER』より引用)

まずはドブロ・コッピア・シリーズから解説していこう。

車種展開としては、2列シート式で乗車定員5名のドブロ・コッピア(409万円)と、3列シート式で乗車定員7名のドブロ・マキシ・コッピア(439万円)という2モデルを用意。ボディカラーには、通常モデルで設定しているマエストログレーよりも落ち着きのあるシックな色彩の新色「コロッセオグレー」を纏う。また、夜間の視認性を高めるLEDヘッドライトを標準で採用。さらに、Coppia専用のオリジナルバッジをリアゲートに装着した。そして、コロッセオグレーに塗装したFIATオリジナル自転車を特別に付属し、目的地に到着したらサイクリングなどが楽しめるようアレンジしている。

新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲フィアット・ドブロ・コッピア 価格:8SAT409万円 全長4405×全幅1850×全高1850mm ホイールベース2785mm 車重1560kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.1km/リットル、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲フィアット・ドブロ・マキシ・コッピア 価格:8SAT439万円 全長4770×全幅1850×全高1870mm ホイールベース2975mm 車重1660kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費18.1km/リットル、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲ドブロ・コッピア(写真・上)とドブロ・マキシ・コッピア(同・下)ともにボディカラーにはシックな色彩の新色「コロッセオグレー」を纏う、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲夜間の視認性を高めるLEDヘッドライトを標準装備、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲Coppia専用のオリジナルバッジをリアゲートに配備、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲コロッセオグレーに塗装したFIATオリジナル自転車を付属、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲多様な情報を見やすく表示する8インチタッチパネルモニター(Apple CarPlay/Android Auto対応)を装備。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より引用)

一方でドブロ・マキシ・チンクエ(414万円)は、通常モデルのドブロ・マキシをベースに3列目シートを省略し、2列シート5名乗りに仕立てた特別仕様車で、ロングボディを活かした荷室容量は最大で2693リットルを確保。ボディカラーにはドブロ・コッピア・シリーズと同様、新色のコロッセオグレーを纏う。車両価格を通常モデルのドブロ・マキシより約15万円安く設定したことも、ドブロ・マキシ・チンクエの訴求点である。

新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲フィアット・ドブロ・マキシ・チンクエ 価格:8SAT414万円 全長4770×全幅1850×全高1870mm ホイールベース2975mm 車重1620kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費18.1km/リットル、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲ボディカラーには新色のコロッセオグレーを採用、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲3列目シートを省略。ロングボディを活かした荷室容量は最大で2693リットルを確保する、『CAR and DRIVER』より引用)
新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲オーディオコントロール/クルーズコントロール付のレザーステアリングホイールを装着。日本導入モデルのハンドル位置は右、『CAR and DRIVER』より引用)

パワートレインに関しては、ドブロ・コッピア・シリーズとドブロ・マキシ・チンクエともに通常モデルと共通の“BlueHDi”1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力130ps/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpm)+EAT8(8速エフィシェントオートマチックトランスミッション)を搭載している。

新ボディカラーのコロッセオグレーを纏ったフィアット・ドブロの限定モデル「ドブロ・コッピア」と「ドブロ・マキシ・チンクエ」が日本上陸
(画像=▲パワーユニットには最高出力130ps/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpmを発生する“BlueHDi”1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジンを搭載、『CAR and DRIVER』より引用)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ