株式会社ペンマークは、同社が運営している学生向け学習管理SNS「Penmark」を利用している現役学生3,000人を対象に「Z世代のサブスクリプションに関する実態調査」を実施し、その結果を公表しました。
若い世代ほどサブスクリプションサービスの利用率は高い傾向
さまざまなサブスクリプションサービスが台頭している現代では、市場規模は右肩上がりに成長しています。2025年には1兆円を超すと見込まれており、市場規模の拡大とともに利用者数も増加していくと予測されています(※1)。
消費者庁の調査では、デジタルネイティブ世代にあたる若年層ほどサブスクリプションサービスの利用率が高く、20代は他の世代よりも高い66.4%という数値になっています。
また、20代は3つ以上のサブスクリプションサービスを利用している割合が23.7%で、これも他の世代と比べるともっとも高い数値です(※2)。
音楽は「Apple Music」、動画は「YouTube」が首位に
前述の消費者庁の調査で、サブスクリプション型の動画配信サービスと音楽配信サービスに関して20代の利用率が特に高かったことから、株式会社ペンマークではその2つのジャンルにおける調査を行っています。
その結果、Z世代がもっとも多く利用しているサブスクリプション型の音楽配信サービスは「Apple Music」(34.3%)でした。次いで「Spotify」(25.2%)、「LINE MUSIC」(14.4%)となっています。
また、動画配信サービスに関しては、1位が「YouTube」(36.8%)となり、2位以降は「Amazon Prime Video」(22.0%)、「Netflix」(13.8%)、「ABEMA」(10.5%)という結果でした。
学年別に見ると、1年生と2年生は「Amazon Prime Video」と「ABEMA」、3年生と4年生は「Netflix」を好む傾向が見られたそうです。
調査概要
調査対象:「Penmark 公式LINEアカウント」を利用中の学生
対象エリア:日本全国
調査期間:2023年10月12日(木)~10月18日(水)
調査方法:LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
有効回答数:3,120人
調査主体:株式会社ペンマーク
※1:サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2023年)|株式会社矢野経済研究所
※2:サブスクリプション・サービスの動向整理|消費者庁
<参考>
【Z世代3,000人調査】Z世代の音楽サブスク利用率、Apple Musicが34.3%で首位