インスタントハウスの種類

今回LIFULLでは、インスタントハウス2棟(パージ型1棟、バレル型1棟)を能登町内の避難所に設置しました。今後も各企業と連携し、バレル型12棟を順時提供予定といいます。

パージ型



ドーム型の生地を膨らませ、内側に断熱性のあるウレタン材を吹き付けたハウスを一度分割し、施工場所へ移送する「組み立て方式」を採用。

狭いスペースでも柔軟な設置や移動が可能で、施工場所での作業時間は1〜2時間で完了します。

今回、パージ型は小学校の駐車場スペースに設置し、避難所の共有スペースとして子どもたちの憩いの場となったそうです。

15㎡の広さと4mの天井高の特徴から、5~10人が談話したりカーペットを敷いて寝転がって遊んだり、ゆっくり寛げる空間になるといいます。

バレル型

テントと成型断熱材が一体になったパーツを組み立てて成型します。

バレル型はコンパクトで軽量。輸送、組み立てが簡単であるため避難所のスキマのスペースに約1時間で設置することが可能とのこと。

断熱材の壁に囲まれた内部では1~2人が横になれるため、看病が必要な人をケアするシェルターになると共に、感染症の蔓延予防の役割などを担うことができるそうです。

<参照>

【令和6年能登半島地震】LIFULL、最短1時間で組み立てられる「インスタントハウス」をシェルターとして能登町に提供