お昼過ぎから和歌山・中紀エリアでのライトゲームをしたく高速道路に乗り一路和歌山県へ。以前にデイで大アジを目撃し、気になっていたポイントに向かった。天候は晴れで、いつもの防寒を持って行ったら暑いほどであった。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

ショア&ボートのアジング釣行で25cm本命に多彩ゲスト手中【和歌山・中紀】

和歌山方面でアジング釣行

デイで狙うので、ジグヘッドの違いでロッドは34のHSR‐63var2とBCR‐56の2本をセッティング。リールはいずれも14プレッソ1025にエステルライン0.25号を巻いている。

ポイントに到着してサーチ的に1.3gのジグヘッドで扇状に撃って場所を探していく。ポイントは漁港の中波止先端で丁度内側の波止からのミオ筋と外海への水路となっている場所である。手前からミオ筋に掛けてのカケアガリと、外海側のシャローからミオ筋が大体の攻めるべき場所となる。

続々とゲストが登場

一度ボトムまで落として順に探ってくる。ワームは34のキメラベイト・こうはく をセットしている。ボトムを少し切った段階でコンと小さなアタリ。合わせるとアジではない少し叩くような引きで上がってきたのは定番ゲストのニセクロホシフエダイ。

ショア&ボートのアジング釣行で25cm本命に多彩ゲスト手中【和歌山・中紀】最初に釣れたのはニセクロホシフエダイ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

非常に好奇心の強い魚でプラグ、ワーム構わずアタックしてくる魚だ。リリースして連続して探るもガシラが釣れただけで、アジはアの文字も無いほど皆無であった。抜けたかな…。

車を止めている波止に戻り手前のファミリーに混じって内側の波止で釣ってみることにした。1.3gのジグヘッドで遠投。レンジを入れてサーチするといきなりコンという明確なアタリ。強烈に引くが重量感はそれほどでも無く上がってくる。海藻?と疑ってしまったがなんとアオヤガラであった。まさかアジングで釣れるとは…。やはり和歌山は魚種豊富で楽しい。

ショア&ボートのアジング釣行で25cm本命に多彩ゲスト手中【和歌山・中紀】まさかルアーでアオヤガラが釣れるとは…(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

チーム隊長より「ボートアジング」に行くとのこと

アオヤガラが釣れた後、移動の準備をしているとチーム隊長より連絡が入る。17:30よりボートアジング調査に出るとのことで参加者を募集していますとのこと。二つ返事で行きますと伝えて移動を開始。この場所からは少し時間は掛かるが時間には悠々と間に合う。

ボートアジングの注意点

エモーション号乗船場所にて隊長と合流。道具を船に積み込むが、ボートアジングの場合、釣りの方法により陸っぱりとロッドセッティングが異なる事に注意が必要だ。今回はジグ単キャスティングが中心の釣りになるため先ほどまで使っていたHSR‐63var2とBCR‐56の2本をもち込んだ。

バチコン(バーチカルコンタクト)が主体の場合はHSR‐63var2の方をFPR‐55に替えてティップが柔らかいロッドの方が断然ゲームが成立しやすい。

釣りスタート

今回のポイントは乗船場所から約5分の所にある沖堤防付近の水深10m前後の場所である。以前より日中の釣りでは大型のアジが釣れているようで期待がもてる。

船を着けて集魚灯をオン。10分程するとベイトの小イワシがみるみるうちに集まって来た。魚探では4m前後にベイトの群れ、6m前後にアジと思われる反応有りとの事。1gのジグヘッドで集魚灯の明暗付近を中心に撃っていく。潮の流れもありドリフトさせながらのレンジキープをさせる釣り方だ。

25cmのアジをキャッチ

正面から左の潮に入った付近でテンションが消えたので合わせるとヒット。水深もありなかなかの引きを見せてくれる。ボートアジングでは岸でのアジングよりドラグを緩めに設定しておく必要がある。

人間の動きが制限されている分、魚を弱らせてから上げてきた方が確実に釣りあげる事が出来るからだ。また水深がある場所だと魚は不意の突っ込みをする事もあり、エステルラインを使っているとラインブレイクも起こってしまう事も想定される。

上がって来たのは25cmのナイスサイズ。岸で回っているより2回りほど大きな個体であった。その後、豆アジを追加したが、そこから無の時間が続いていく。残り時間を場所を替えたりジグヘッドを変えたりワームを変えたりを繰り返すがアタリが出る事は無かった。

寒さで疲れた事もあり21時に帰港。寂しい釣果ではあったが、散ったアジを釣る難しさを知る事ができ、経験値が上がる釣行であった。

ショア&ボートのアジング釣行で25cm本命に多彩ゲスト手中【和歌山・中紀】ボートアジングで釣れたアジ(提供:TSURINEWSライター・福岡崇史)

<福岡崇史/TSURINEWSライター>