ジャルンサック・ウォンコーン 写真:Getty Images

 Jリーグのクラブがタイ1部ムアントン・ユナイテッドに所属するタイ代表MFジャルンサック・ウォンコーン(26)を獲得する可能性があるようだ。1月14日、タイメディア『Buaksib』が報じている。

 同メディアによると、Jリーグのクラブが2024シーズン開幕に向け、ジャルンサックの期限付き移籍についてムアントンと交渉する準備を開始しているのこと。なお、同選手は日本時間13日に開幕したアジアカップのタイ代表メンバーにも選出されており、正式な交渉は大会が終了後に行われる予定だという。

 なお、記事ではジャルンサックを獲得する可能性のあるクラブ名について明かされていない。また、同選手は、2021年から2022年にかけて鹿島アントラーズやV・ファーレン長崎などのJリーグクラブから関心が寄せらていたと、複数のタイメディアなどが報じていた。

 ジャルンサックは2018年にサムットプラーカーン・シティ(現タイ2部)に加入。2021-22シーズンまで同クラブでプレーし、現在タイ代表を指揮する石井正忠監督(2020-2021)から指導を受けた。その後、BGパトゥム・ユナイテッドを経て2022年にムアントンに移籍した。

 また、右サイドを主戦場とするアタッカータイプの選手であるジャルンサックは、昨年5月、ムアントンとのパートナーシップの一環でタイ代表MFエカニット・パンヤ(浦和レッズ)らと共に、浦和の練習に参加している。果たして、同選手の獲得を狙っているのはどのクラブなのだろうか。