「リファラル採用」「リファラル転職」という言葉を聞いたことはありますか?

経営者・従業員・社外の専門家などから、人材などの紹介・推薦を受けて採用される採用方法で、リファラル(referral)とは「紹介」「推薦」などの意味をもつ言葉(英語)です。

リファラル転職のプラットホームとして知られるビジネスSNS・YOUTRUST(ユートラスト)が、20~40代のユーザー342人にアンケートを実施。キャリアについてたずねた結果を公開しました。

キャリアの価値や実力を測る指標はスカウト

転職を決意したときに、自身の適性と市場価値を把握することは大切です。しかし、自らのスキルと経験について、「自己評価だけでは主観的すぎる……」という不安を覚えた人は少なからずいるはずです。

YOUTRUSTのユーザーが、どのように実力や価値を確かめているかというと、企業から受けるスカウト内容や条件や、勤務先での評価・フィードバックなどをキャリアの実力をはかるための指標としているようです(設問は複数回答式で実施)。

また、友人や先輩、キャリアアドバイザーといった「社外の人」に相談すると回答した人も多くみられ、外部からの評価で実力を測りたいと考える傾向がうかがえます。

‟つながり”は転職で大きな武器になる?

市場価値を高めようとキャリアアップのために、どのような行動が大切かを複数回答式でたずねると、現職での成果をあげて、実績を積み増していこうという人が多いことがわかります。

また、社外のつながり・ネットワーク構築に取り組んでいるという回答が次点となっています。調査対象がリファラル転職をめぐるビジネスSNSのユーザーであることを加味しても、「ネットワーキング」をキャリアアップに欠かせない武器としている人が増えていることがうかがえます。

調査概要

調査方法:Webアンケート方式

調査対象:キャリアSNS「YOUTRUST」ユーザー

有効回答数:342

調査実施日:2023年12月2日〜12月5日

調査主体:キャリアSNS「YOUTRUST」

本記事の出典は、キャリアSNS「YOUTRUST」調べです。

<参照>

YOUTRUST、2023年のユートラキャリア市場で最もモテた職種と、20〜40代のキャリア観アンケート調査を発表