大型センサー搭載で昼でも夜でもキレイに撮影できる!

やはりInsta360 AceProを実際に使ってみて一番感動したのは、1/1.3インチの大型センサーを搭載することで暗がりでも明るく撮れる再現力。

ヘルメットにマウントして夜の都内をツーリングしてきたのだが、ピュアビデオモードで撮影するとあたりが暗くなってくる夕方や夜の夜景もキレイに撮れてしまうので、このカメラがあれば昼でも夜でも関係なくどんな瞬間もお気に入りのショットが撮れるはずだ。

撮影モードは最大8k撮影ができる動画モードの他、暗がりに強いピュアビデオモード、画角を後から調整できるフリーフレームモード、ハイパーラプス撮影が可能なタイムシフトモード、定点撮影に適したタイムラプスモード、ドライブレコーダーのように使うことのできるループ録画モード、最大4k/120fpsでの撮影にも対応したスローモーションモード、複数枚の写真を撮影して自動で結合してくれるスターラプスモード、短時間に複数枚の写真を撮影できるバースト写真モード、一定の間隔で連続して写真を撮影できるインターバルモード、HDRの写真が撮影できるHDR写真モードから通常の写真モードまで、動画だけでなく静止画の撮影に関しても多くのモードが用意されている。

ジェスチャーコントロールも革新的な機能で、ハンドルにクランプマウントで自撮りをしている時などに手のひらを見せることによって撮影の開始/停止が可能。

この機能を使えば少しの停車時にもサッと撮影ができてしまうので、これまでの電源ボタンを押してから撮影ボタンを押すといった手間が一切かからず、リテイクも手軽にできてしまう。また、ジャスチャーコントロールだけでなく、音声を拾えるシーンであれば音声でカメラを操作する音声制御機能も使い勝手が良さそうだ。

さらに、録画ボタンを押すと自動で電源が入って録画を開始してくれるクイックキャプチャ機能は録画中に再度録画ボタンを押すことで録画を停止して自動で電源が落ちるので、バッテリーを温存しつつ1日のツーリングを撮影する場合などにはこちらの機能も非常に便利。

クランプマウントを使ってバイク後方から撮影してみたのだが、こういうシーンで嬉しいのがアクセサリーのGPSプレビューリモコン。録画中のプレビューはもちろん、録画の開始やカメラの電源オフなど、バイクに跨ったままでは手の届かない位置にあるカメラの操作ができてしまう。

GPSプレビューリモコンは付属のバンドを装着することで手首などに装着できるのだが、このバンド自体に伸縮性があるのでバイクのハンドル周りなどに装着しておくことも可能だ。一度ペアリングしてしまえばカメラとの接続も早く、安定しているのも高ポイント。