京都酒造の「京都ウイスキー西陣織シリーズ黒帯」は、著名なウイスキー評論家ジム・マーレイ氏が執筆する、ウイスキーガイド「ジム・マーレイ ウイスキーバイブル2024」において、「Japanese blended Whisky of the Year」を受賞した。

ジム・マーレイ氏が試飲した年間数千種類のウイスキーの中から、ジャパニーズ・ブレンデッドウイスキーカテゴリーで最優秀ウイスキーに選ばれた同商品を楽しんで欲しい。

世界のウイスキーに関する包括的なガイドブック

「ジム・マーレイ ウイスキーバイブル」とは、著名なウイスキー評論家ジム・マーレイ氏が執筆する、世界のウイスキーに関する包括的なガイドブック。同書籍では、世界中のさまざまなウイスキーを厳密な評価基準に基づいてレビューし、その年の最優秀ウイスキーを選出している。

“世界中で最も多くの蒸溜所を訪れた男”と称されるジム・マーレイ氏自身が世界各地を訪れ、数千ものウイスキーを試飲し評価することで、その年のウイスキー業界のトレンドや隠れた逸品を発見している。

文字通り“Whisky Bible(ウイスキーの聖書)”とある様に、「最も包括的で、国際的影響力があり、世界のウイスキーを徹底リサーチしたウイスキーの聖書である」と謳われている。

ジム・マーレイ氏評価コメント

ジム・マーレイ氏は、同商品を以下のように評価している。

「多彩な香り、しっかりしたモルト感、多様なスパイシーさがもたらすうっとりするほどの甘美な時間。香りの中に感じられる樽由来の味わいが、その熟成年数に思いを馳せさせる。

焦げたフッジ(砂糖、バター、牛乳で作る菓子)を味わったことがある者なら誰しも、このウイスキーのフィニッシュとしてそれが脳裏に浮かび上がることだろう。あと少しでも甘みが強ければ単調になる可能性があったところを、寸前の究極点で仕上げている。上品なフィニッシュが素晴らしい一品」

商品はすべて京都府内限定で販売

京都ウイスキーは、厳選した原酒を使用しており、すべて飲みやすく仕上げている。

今回「Japanese blended Whisky of the Year」を受賞した「京都ウイスキー黒帯」は、上品で爽やかな洋ナシを思わせるフルーティな香りの原酒を、内側を焦がしたホワイトオークで出来た、新樽にて熟成させた。

樽由来のバニラ香やキャラメルなどの甘い風味が引き立ち、リッチ感のある芳醇な味わいが魅力的な商品だ。また、表ラベルに煌びやかで豪華な西陣織を使用し、すべて手作業で1枚ずつボトルに貼っている。なお、商品はすべて京都府内限定で販売している。

京都で初めてのウイスキー蒸溜所

京都みやこ蒸溜所は、京都府中部に位置する丹波高原の美しい自然豊かな京丹波町にある、京都で初めてのウイスキー蒸溜所。

京丹波町は長老ヶ岳をはじめとした山々に囲まれ、高原気象が特徴で昼夜の寒暖差が大きい地域だ。この寒暖差は、ウイスキー造りにおいて欠かせない樽熟成に大きな影響を与え、熟成を早めてくれる。

同蒸溜所は、この豊かな自然環境との共生を目指しながら、ウイスキー造りの基本となる伝統的な製法を継承しつつ、変化を恐れず新しい事に挑戦していくという。

「京都ウイスキー西陣織シリーズ黒帯」を求めて京都旅行を計画するのも悪くない。

京都ウイスキー西陣織シリーズ黒帯
価格:4,400円(税込)
容量:700ml
アルコール度数:46%
原材料:モルト、グレーン(国内製造)

(角谷良平)